秋田 八幡クマ牧場 [ニュース]
秋田 八幡平クマ牧場
4月20日午前、秋田・鹿角市の
「八幡平クマ牧場」で、クマが
オリから逃げ出した事件。
午前8時頃、従業員が牧場内で
作業していたところ、女性従業員が
「オリからクマが逃げた」
と叫び声を上げて男性従業員
のところに走ってきたといいます。
そして、檻からクマは作業をしていた
従業員に襲いかかったのです。
この事件で、従業員と見られる
75歳と69歳の女性がクマに襲われて
死亡しました。
八幡平クマ牧場では38頭のクマが
飼育されていて、このうちオリから
逃げ出したヒグマなど6頭が猟友会
によって射殺されました。
なぜ、こんな事件が起こってしまったのか？
原因の調査は地元の警察によって今も
続いています。
秋田県によると、八幡平クマ牧場
からは飼育に関する年１回の
現状報告も行われていますし、
先月22日に
県の担当者が視察を行った際も
安全面や管理面での問題は
なかったということです。
一説には射殺されたクマの数は6頭だが、
逃げ出したクマの数は不明であるとの
話も聞かれます。
私の住んでいる北海道では毎年秋になると
熊による被害が報道されます。
有名な温泉街にもクマ牧場はあります。
空港ではクマ保険にも加入できます。
これは冗談です。
本来クマは気弱な動物で、山中で人間
と遭遇するとクマの方が逃げていくと
言われています。
クマ牧場内で起こったこの事件。
人間がクマを見世物にするために飼い
慣らし過ぎた。そのため、クマの本能が
鈍ってしまい、人間の世界を恐れることが
なくなってしまった。
そんな気がしてなりません。
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