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ボリュームコミットメント とは? [企業]

ボリュームコミットメント とは?


27日のNTTドコモの決算会見で、山田隆持社長は
iphone発売について言及しました。


その会見の中で、使われていたのが
「ボリュームコミットメント」という言葉でした。


ここでのボリュームコミットメントは
抱える在庫の量というか、
どれだけ買いますという約束と言うか。


もしもドコモがiphoneを発売するなら、最初に
これだけの量を買いますってことをアップルと
約束するんです。


しかも、そのコミットメントボリュームたるや
かなりの量でしょう。


これって、アップルにとってはノーリスクで
メリットいっぱいですけど、


ドコモからみると、大手3社のうち2社がすでに
販売している所に在庫を抱えて参入するのは
リスクの方が大きいのでしょう。


また、ドコモの製品ラインナップを見ても
アンドロイドに力を入れているのは
明らかに分かります。


その他にもdマーケットとかspモードとか
アンドロイドに独自のカスタマイズを
加えて顧客を獲得して来ました。


それがドコモの販売戦略なので、AUやソフトバンク
のようにアンドロイドよりiphoneに力をいれると
戦略そのものが機能しなくなるのでしょう。


戦略があっていない以上、ドコモからのiphone
発売は厳しいという社長の発表は頷けます。


ドコモユーザーにとっては寂しい展開です。
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東京電力 夏のボーナス 見送り [企業]

東京電力 夏のボーナス 見送り

東京電力は、2012年の夏のボーナス支給を見送る
検討に入りました。

実は、福島第一原発の事故後の2011年は夏も冬も
支給されていましたね。

ただし、管理職を除く社員の年収を2割ほど削減
していましたが。

今回夏のボーナス支給の見送りは、4月から始めた
企業向けの電気料金の値上げに対する批判が強く、
経費削減の姿勢を示す目的だそうです。


…パフォーマンスかい!!

さらに、7月からは家庭用電気料金も値上げしたいみたい
ですね。

こちらの方の理解を得るためにも、今回の人件費
削減は避けられないとの判断だそうです。


去年までは、原発事故に対する批判から、ボーナスを
出すなとか、給料を減らせとかの批判が多かったように
思います。


これは、さすがに東電の社員というだけでひどい仕打ち
だな~とも思ってたんですがね。
(あの人災は政府の責任じゃんとか思ってるので。)


しかし、最近は補償費用などで血税を3兆以上つぎ込み、
さらには電気代の値上げで負担を強いているわけです。


ボーナス無しも当然かもしれませんね。
(気の毒ではありますが。)




ボーナス支給の有無については人ごとではありません。

一時期に比べると日経平均もやや上向き、為替も円安
気味になっています。

しかし、景気は回復していないというのが実情では
ないでしょうか。


自分の資産は自分で守り、無理のない範囲で増やすこと
も考えないと、昭和の時代のような生活は見込めないかも
知れません。


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山水電気 民事再生法 倒産 [企業]

山水電気 民事再生法 倒産


オーディオ機器メーカーの名門である山水電気が民事再生法の適用を申請しました。

山水電気は2日、東京地裁に民事再生法の適用を申請し、受理されたと発表しました。
昨年末の負債総額は2億4765万円で、東証は5月3日付で上場廃止になる予定です。

同社は1944年の創業で、会社設立当時はトランスの生産・販売がメイン事業でした。
1969年には海外向けに商品化されたレシーバ が米軍ので大ヒットし、
オーディオ機器生産・販売へシフトしています。

その後、オーディオブーム全盛の頃にはステレオアンプ技術で名門として知られるようになりました。
しかしオーディオブームの衰退、バブル崩壊後の景気低迷、デジタル化の波の影響を受けて経営が悪化。
2001年(平成13年)より香港の嘉域集団有限公司から、財政支援を受けるようになりました。

しかし、嘉域集団有限公司が昨年の5月に経営破綻しました。
山水ではこれに代わる企業からの資金調達をしてきたが、結局めどは立ちませんでした。

この影響で、予定していた株主総会も開催費用不足で延期となりました。

この事態を受けて、豪商が監理銘柄に指定し、投資家に注意喚起するに至っていました。



山水電気のオーディオと言えば、私の親の世代にとっては憧れのオーディオ
機器メーカーだったそうですね。

企業である以上、栄枯盛衰があるのは当然なのですが、

かつて名門といわれた企業がまた一つ無くなるのは寂しいものですね。

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